事業紹介

環境開発事業処理技術

創意と工夫による産業廃棄物の処理

1915年(大正5年)以来の亜鉛製錬技術をベースに、長年に亘って築き上げられた技術を、多様化する産業廃棄物の処理に応用し、廃棄物の無害化・減容化・有価資源の回収に活用しています。

無害安定化処理

化学と亜鉛精錬の技術から産み出された処理システム

  1. 有害物質は高温熱処理により無害安定化
  2. 回収フロン類の破壊処理
  3. 廃棄物の有する熱エネルギーの有効活用

産業廃棄物の処理方式

還元焙焼法・焼却法

  1. ウェルツ法による高温熱分解方式
  2. 専用焼却炉による液状廃棄物の燃焼熱分解方式

処理能力

  • 262トン/日

当社の処理方式の特徴

ウェルツ法
  • ・本来は亜鉛の回収処理法で、ドイツで開発されました。
  • ・還元焙焼法で、1,000℃以上の高温域で燃焼反応します。
  • ・有害物を無害・安定化します。
  • ・燃え殻は無害安定化した固形物です。
専用焼却炉法
  • ・当社で独自開発した液状物専用の固定床炉です。
  • ・可燃性、不燃性のものを組み合わせてカロリーを保持します。
  • ・難分解性の有機化合物を含む廃棄物も処理可能です。

特殊処理物

次の廃棄物の処理も可能です。

  1. アルカリ金属(廃金属ナトリウムなど)
  2. 医療系廃棄物
  3. 廃薬品、廃試薬、実験廃液